About
コンクリートポール(以下、ポールと称す)は、配電柱や通信柱および一般構造柱としてインフラストラクチャーの一翼を担う重要な設備であり、国内には戦後から現在に至るまでに建柱された膨大な量がストックされています。
これらのポールは様々な要因により経年劣化を生じており、適切な調査・診断に基づいた補修あるいは建替え等の処置によって、より長く安全に使用することがストックマネジメントとしても社会的に重要な課題の一つになっています。
この課題に対応するためには、現地調査による耐久性照査に基づき、経年劣化あるいは周辺環境による保有性能の変化を適切に評価し、効率的かつ効果的な補修あるいは建替えを立案できる能力を有する技術者が必要不可欠となります。
そのため、ポールの調査・診断評価から補修や建替え等の立案に至るまでの業務を適正かつ厳格に遂行する能力を有する優れた技術者の育成と更なる診断技術の向上を目的として「コンクリートポール診断士協会」を設立するものであります。
本協会は、国内のポール市場シェア70%以上のNCグループ10社の参加により、グループ各社が長年に亘り蓄積した幅広い診断・維持管理技術に基づいた技術者を養成、診断技術に精通した技術者を「コンクリートポール診断士」として認定いたします。
本協会が認定する「コンクリートポール診断士」の資格を有する技術者は、その責任と自覚を持って、お客様からの依頼に対して最適な診断と提案を行うことで、社会に対する企業責任を担うとともに、国内インフラ整備の一環としてポールの安全性確保とライフサイクルコストの低減を図り、社会貢献に努めてまいります。
コンクリートポール診断士協会の委員会は、「運営委員会」、「技術委員会」、「資格運営委員会」、「広報委員会」、4つの委員会で構成されております。
各委員会では、コンクリートポールの診断・維持管理技術に関する情報収集、技術講習会・資格認定試験の実施、本協会に関する広報等の活動を行っています。
主な業務
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